メディア日誌 2025年1月

◆昨年の大みそかに放送された「第75回NHK紅白歌合戦」の瞬間最高世帯視聴率が第2部(午後9時~11時45分)の35.9%だったことが6日、分かった。午後11時44分、白組の優勝発表の場面だった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)   (1月6日)
◆TVerなどのAVODで2024年、フジテレビの年間(2024年1月1日~12月31日)再生数が、民放で初めて10億再生を突破し、10億5155万再生(前年比119%)となった。(1月6日)


◆NHK・Eテレのバリアフリー・バラエティー番組「バリバラ」(木曜午後8時)が3月に放送終了する。公式サイトなどで7日に発表した。制作するNHK大阪放送局は、4月から新たな福祉番組を始める予定としている。(1月7日)


◆NHKは8日、2025年度の予算と事業計画を発表した。事業収入は24年度比0.2%(13億円)増で6034億円、事業支出は2.4%(156億円)減で6434億円。事業収支差金は400億円のマイナスとなった。 (1月8日)


◆ニッポン放送は15日、2024年のradiko聴取において、「月間聴取者数(ユニークユーザー数)ライブ、タイムフリー、トータル3部門全て」で12ヶ月連続の首位を獲得したと発表。年間の「総聴取分数(ライブ+タイムフリー)」でも首位を獲得した。(1月15日)


◆米動画配信大手ネットフリックスの有料会員数が初めて3億人を突破した。原動力は、固定ファンが多いボクシングなどのスポーツ中継だ。視聴者数が多いため、広告との相乗効果もある。テレビ放送やゲームが牙城とするエンターテインメント市場を開拓する。 (1月22日)


◆インターネットの動画サイトなどに無断で投稿された民放番組のコンテンツをめぐり、日本民間放送連盟が22日、実態調査の結果を発表した。大手企業などによる広告が表示されているとして、広告収入が投稿者やプラットフォーム側に流出し、コンテンツ制作に影響が出る懸念を示した。(1月23日)


◆タレント中居正広さんの女性トラブルを巡りフジテレビ社員の関与が報じられた問題で、同局と親会社のフジ・メディア・ホールディングス(HD)は23日午後、臨時取締役会を開催。社員の関与の有無や被害女性への対応の妥当性などを検証するため、独立性が担保される第三者委員会の設置を決める見通し。(1月25日)