◆テレビ北海道は1日、番組制作から放送まで一貫してIP(インターネットプロトコル)技術を活用するシステムを導入したと発表した。同一の信号で一元管理することで、放送する番組素材を局内で共有することや遠隔地で使う機材のリモート操作などが可能になり、業務の効率化につなげる。(10月1日)
◆テレビを持たず、スマートフォンなどによりインターネットで番組を視聴する人向けの受信料について、NHKは8日、テレビの地上契約と同じ月額1100円に設定すると発表した。2024~26年度経営計画の修正案に盛り込み、9日から視聴者の意見募集を実施する。(10月9日)
◆TBSテレビは15日、米ブルームバーグと共同ブランドで経済・金融ニュースの配信サービスを同日から始めたと発表した。TBSの独自記事のほか、ブルームバーグの日本語記事や動画コンテンツを毎日配信する。(10月15日)
◆NHKの稲葉延雄会長は16日の定例記者会見で、旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.、スマイルアップ)からマネジメントなどを引き継いだ「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」の所属タレントの新規起用を再開する方針を発表した。年末の紅白歌合戦も含め、番組への出演依頼を同日から可能としている。(10月16日)
◆ソニーグループは、国内では初となるアニメ制作に特化したソフトウエアを開発し、アニメクリエーターの支援を強化する。作画や色塗りを効率化することで、構図や動きなどに時間をかけられるようにし作品の品質向上につなげるのが狙い。来年3月までにグループ内の制作スタジオで導入し、将来は外部への販売も検討する。(10月19日)
◆NHKは23日、アジア・太平洋地域の放送局が加盟するABU(アジア太平洋放送連合)が優れた番組に贈るABU賞に、3月に放送された「ミラドール 絶景を聴く 道東の森と海」などテレビ番組3作品が選ばれたと発表した。授賞式はトルコで行われた。(10月23日)
◆エフエム東京は28日、どう喝などのパワハラで社長を引責辞任し、今月1日付で会長に就任した黒坂修氏が同職を辞任すると発表した。本人からの申し出によるもので、黒坂氏は29日付で経営や業務執行に一切関わらない相談役に就く。(10月28日)
◆27日に放送された民放テレビ各局の衆院選開票特番の平均世帯視聴率は、テレビ朝日「選挙ステーション2024」の午後7時54分からの「第1部」が9.6%、午後9時からの「第2部」が9.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で民放トップとなった。(10月28日)
◆サイバーエージェントは、インターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」で放送する競技マージャン「Mリーグ」の配信を中国で始めると発表した。マージャン発祥の土地でもある中国では、若年層を中心に日本式ルールの人気が高まっているといい、リアルタイムで試合を見たいという需要を取り込む。(10月30日)