メディア日誌 2021年7月

◆群馬県は県のマスコット「ぐんまちゃん」のテレビアニメ放送を始める。10月3日から群馬テレビやTOKYO MX、KBS京都など関東・関西圏の8つのテレビ局で放映する。群馬県の山本一太知事は「(アニメ化によるぐんまちゃんの人気上昇で)群馬県の特産品の消費拡大につながる展開を考えたい」と期待を寄せる。(7月6日)


◆フランス南部で開催された世界三大映画祭の一つ、第74回カンヌ国際映画祭の授賞式が17日夜(日本時間18日未明)開かれ、コンペティション部門に出品された「ドライブ・マイ・カー」の浜口竜介監督(42)と大江崇允さん(40)が脚本賞に選ばれた。日本人の同賞受賞は初めて。 最高賞「パルムドール」にはフランスのジュリア・デュクルノー監督の「チタン」が輝いた。女性監督作の最高賞受賞は1993年のジェーン・カンピオン監督「ピアノ・レッスン」以来史上2作目。 (7月18日)


◆BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会は21日、審議していた日本テレビ「スッキリ」に関して、放送倫理違反があったとする委員会決定を発表した。(7月21日)


◆NHKは21日、過去のいじめ行為を認めて東京五輪・パラリンピック開会式の楽曲制作担当を辞任した、ミュージシャンの小山田圭吾さん(52)が音楽制作に関わるEテレの二番組について、当面は放送を取りやめることを明らかにした。二番組のうち「デザインあ」については、番組が始まった2011年に、視聴者から小山田さんの過去の行為に関する問い合わせがあったが、所属事務所の関係者から「(本人は)反省している」と伝えられたため、放送を継続したという。
(7月21日)


◆NHK総合テレビで、23日夜に中継された東京五輪開会式の世帯視聴率が56.4%(関東地区、午後7時56分~11時51分)だったことが26日、ビデオリサーチ社の調べでわかった。個人視聴率は40.0%(同)だった。(7月26日)


◆岡山大病院で2017年5月に行われた脳死肺移植手術を巡るテレビ番組で精神的苦痛を受けたとして、肺を提供した男児(当時1歳)の両親がTBSや岡山大などに計1800万円の損害賠償を求めた訴訟で、広島地裁(森実将人裁判長)は28日、請求を棄却した。両親の代理人によると、控訴を検討する。  (7月28日)