メディア日誌 2021年6月

◆東京オリンピックの米国向け放送権を持つ米NBCユニバーサルは7日、過去最大規模の計7000時間に及ぶ五輪の放送計画を発表した。7月23日夜の開会式は時差の関係で米東部時間では午前となるが、同局では初めて生中継する。(6月7日)


◆全国の民間AMラジオ47局のうち44局が、2028年秋までにFMラジオ局に転換をめざすことになった。15日、在京3社が代表して会見し、明らかにした。28年以降もAMを併用する局もある一方、一部の局はAMを停波してFMに一本化する方針だ。(6月15日)


◆フジテレビは17日、今年2月7日に放送したバラエティー番組「超絶!THE空中サバイバル」で使用したVTRの内容が、読売テレビの過去の番組と酷似していたとして、同局に謝罪したことを明らかにした。   (6月18日)


◆NHKは22日、2020年度の決算(単体)を発表した。受信料収入は6895億円(前年度比220億円減)で、2年連続の減収。昨年10月の受信料値下げや、コロナ下で訪問営業を止めた影響による受信契約件数の減少が要因としている。(6月22日)


◆「アタックチャンス」のかけ声で知られるクイズ番組「パネルクイズ アタック25」(テレビ朝日系列)が、今秋で終了することが分かった。数少ない視聴者参加型のクイズ番組だったが、46年の歴史に幕を下ろす。(6月25日)


◆NHKは28日、7月23日に開幕する東京五輪の放送計画を発表した。テレビの放送時間は地上波が過去最大の約430時間、衛星放送のBS1が約390時間など、5波で1200時間超となる。(6月28日)