メディア日誌 2022年5月

◆日本陸上競技連盟は8日、東京・国立競技場で7日にあった日本選手権1万メートルをテレビ中継していたNHKのスタッフがコースに進入し、走行中の選手がカメラのケーブルと接触するアクシデントがあったと明らかにした。選手は首に痛みを訴えているという。日本陸連はNHK側に文書で報告を求める方針。    (5月9日)


◆日本民間放送連盟ラジオ委員会では、民放ラジオ99局〝スピーカーでラジオを聴こう〟キャンペーンを展開。キャンペーンアンバサダーには、今年デビュー50周年を迎える松任谷由実が就任した。同キャンペーンの2022年度第1弾企画を、16日から29日までの2週間、全国の民放ラジオ99局で実施する。  (5月9日)


◆民放キイ局5社の2022年3月期決算が13日に出そろい、全社が前期比で最終増益となった。(5月13日)


◆毎日放送が元日のトークバラエティー番組に日本維新の会の新旧代表ら3人をそろって出演させたことについて、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は13日、放送倫理上の問題の有無を判断する「審議」に入らないことを決めた。一方で小町谷育子委員長は後日、この問題についての委員長談話を公表する意向を示した。(5月13日)


◆日本音楽著作権協会(JASRAC)は18日、2021年度に著作物使用料の分配額が多かった楽曲を表彰する「2022年JASRAC賞」の金賞に、2年連続でLiSAさんの「紅蓮華」が決まったと発表した。    (5月18日)


◆英公共放送BBCは26日、今後数年間で最大1000人を削減すると発表した。同時にデジタル最優先を掲げる経営改革計画を公表し、経営資源を放送からデジタル分野へ移す方針を示した。 (5月26日)