メディア日誌 2022年3月

◆「Paravi」など4つの民放系動画配信サービスは1日、定額制の動画見放題サービスの利用促進に向けた共同キャンペーンを始めた。期間は17日まで。特設ウェブサイト上では配信サービスの活用法やお薦め作品を紹介するテレビ東京ホールディングス(HD)やTBSHDなどが手がけるパラビ、フジテレビの「FOD」、日本テレビ放送網の「Hulu」、テレビ朝日の「TELASA」の4サービスが協力する。      (3月2日)


◆テレビ番組をパソコンやスマートフォンでも見られる同時配信について、TBS、テレビ朝日、フジテレビ、テレビ東京の民放4局が4月に順次開始する。2021年10月に始めた日本テレビと同様、ゴールデンタイムの番組が中心。  (3月3日)


◆テレビ朝日系の情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜・前10時25分)で、視聴者の声として紹介されていた質問の一部を、番組スタッフが考えていたことが明らかになった問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は9日、放送倫理違反があったと結論づけた。
(3月9日)


◆NHKは15日までに、国際放送「NHKワールド JAPAN」のウェブサイトにウクライナ語でニュースを表示するページを追加した。ロシアによるウクライナ侵攻のため、国内外のウクライナ語を話す人に向け、最新の国際情勢や日本側の支援の動き、在日ウクライナ人の活動などを伝えていくという。  (3月15日)


◆ケーブルテレビ大手JCOM(ジェイコム)は23日、ウォルト・ディズニー・ジャパンとの提携を拡大し、同社の動画配信サービス「ディズニープラス」の提供を4月1日から始めると発表した。既に提供している人気アニメ放送「ディズニーチャンネル」に加え、「スター・ウォーズ」や「アナと雪の女王」などの人気映画が好きなときに視聴できるようになる。  (3月23日)


◆参院本会議は30日、2022年度のNHK予算を承認した。予算は収支均衡で事業収入、支出ともに6890億円。受信料収入は新型コロナウイルスの影響で前年度比13億円減の6700億円を見込むが、訪問営業の削減で経費を圧縮した。 (3月30日)