メディア日誌 2021年8月

◆民放キー局5社の2021年4~6月期の連結決算が6日出そろい、全社が最終増益となった。広告収入が回復したほか、一部では音楽ライブなどイベントの再開も寄与した。新型コロナ下の巣ごもり需要で利用が増えた動画配信サービスも好調に推移している。  (8月5日)

◆東京五輪の米国でのテレビ中継の視聴者数が2016年のリオデジャネイロ大会から42%減少したことが9日、明らかになった。(8月9日)

◆日本ボクシング連盟は11日、東京五輪女子フェザー級で日本女子初の金メダルを獲得した入江聖奈(日体大)を扱ったTBS系テレビ情報番組「サンデーモーニング」で、女性およびボクシングを蔑視した発言があったとして、10日付でTBSに抗議文を送付したと発表した。(8月11日)

◆電通グループが11日発表した2021年6月中間決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期の約2.3倍の361億円となり、2001年の東証一部上場以降で最高益だった。(8月12日)

◆TBSホールディングスや日本経済新聞社、テレビ東京ホールディングス、WOWOWなどが出資し、動画配信サービス「Paravi(パラビ)」を運営するプレミアム・プラットフォーム・ジャパン(PPJ)は12日、動画配信のシステム開発を手がけるPLAY(東京・渋谷)と資本業務提携したと発表した。(8月12日)

◆日本テレビが8月第3週の週間視聴率で「三冠王」を獲得したことが23日、分かった。8月16日から22日までの個人視聴率で全日4.7%、プライム6.6%、ゴールデン6.9%とトップ。(8月23日)

◆総務省が25日発表した2020年度の情報通信メディアの利用状況に関する調査結果で、平日のインターネット平均利用時間が、テレビの視聴時間を初めて上回った。新型コロナウイルスの感染拡大により、ネットを多く利用する若者の在宅時間が増えたことなどが影響したとみられる。(8月26日)