メディア日誌 2023年4月

◆人権や多様性に関する報道や広告の歴史と現在の取り組みについて紹介する企画展「多様性 メディアが変えたもの、メディアを変えたもの」が22日から、横浜市中区のニュースパーク(日本新聞博物館)で開かれる。開催は8月20日まで。(4月4日)


◆民放連は、会員各社において環境問題も含むサステナビリティ活動が広がっていることを受けて、その取り組みを広く伝えることを目的として、「ラジオとテレビのサステナビリティ活動事例集」を作成し、4月5日に公表した。民放連ウェブサイト内の特設サイトに掲載している。(4月6日)


◆9日に放送した日本テレビ系のバラエティー番組「行列のできる相談所」で、出演者の幼少期の写真に別人の写真を使用したとして、日本テレビは11日までに「写真を誤って使用した事実を重く受け止め、再発防止に努めます。関係者の皆さまに深くおわび申し上げます」と謝罪した。(4月11日)


◆12月にNHKが始める新BS2K放送と新BS4K放送の名称が、それぞれ「NHKBS」と「NHKBSプレミアム4K」に決まったことが18日、関係者への取材で分かった。19日に正式に発表する。新BS放送はNHKが掲げる構造改革の一環で、4K放送のさらなる普及も目指す。(4月18日)


◆NHK大阪放送局は26日、今秋から放送予定の連続テレビ小説「ブギウギ」のロケ撮影中に、滋賀県東近江市の国の重要文化財、百済寺本堂の一部を破損したと発表した。同局はロケを中止し、寺に謝罪。県と市に報告した。「貴重な文化財を破損したことを深くおわびいたします。関係機関の指導に従い、修復等に適切に対応します」とのコメントを出した。(4月25日)


◆NHKの受信契約件数が、1~3月で11万件増えた。26日に公表した2022年度の第4四半期業務報告で明らかになった。昨年4月以降、想定以上のペースで契約数の減少が続いていたが、今年4月に、テレビがあるのに受信契約をしない世帯などから受信料の「割増金」を請求できる制度をNHKが導入したことから、直前に駆け込み契約が起きたとみられる。(4月27日)