メディア日誌 2017年1月

◆昨年大晦日に放送されたNHK『第67回紅白歌合戦』の関東地区の平均視聴率は第1部が35.1%、第2部が40.2%だったことがビデオリサーチの調べで分かった。民放では、日本テレビ系の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで? 大晦日年越しSP』が17.7%を記録した。(1月2日)

◆日本テレビは2016年の年間視聴率で「三冠王」を獲得したと発表した。全日は8.4%、プライムタイムは12.0%、ゴールデンタイムは12.3%で、3部門で在京民放5社のトップ。いずれもビデオリサーチ調べ。(1月2日)

◆NHK横浜放送局営業部の40歳代の男性職員が受信料を着服した問題で、総務省は、NHKを厳重注意し、1月末までに再発防止策を報告するよう求めた。(1月12日)

◆東京メトロポリタンテレビジョンの『ニュース女子』、東京新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏が司会を務め、時事問題についてゲストが語り合う番組だが、1月2日の放送で、沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド建設への抗議活動について報じた番組内容に、反発の声が上がっている。取り上げられた団体は「意図的な歪曲」「人種差別的な発言」と指摘し、沖縄の地元紙も「沖縄ヘイト」などと批判。(1月18日)

◆NHKは17曰、2017年度の予算と事業計画を発表した。一般企業の売上高にあたる事業収入は受信料の支払率向上などで16年度予算比1.4%増の7118億円を見込む。 (1月17日)

◆NHKの新会長に、元経営委員の上田良一氏(67)が就任した。(1月25日)

◆総務省は2017年度から、携帯電話会社が国に納める電波利用料を引き下げる方針だ。利用料の総額は620億円と16年度予算に比べ13%減る。事業者の負担を軽くし、消費者への還元を促す。(1月25日)