メディア日誌 2016年1月

◆2015年の大晦日に放送された第66回NHK紅白歌合戦の第2部の関東地区平均視聴率(総合テレビ)は、前年比3.0ポイント減の39.2%で2部制となった1989年以降で最低だった。(1月2日)

◆日テレは2015年の年間視聴率が全日、プライム、ゴールデンの各時間帯でNHK、民放キー局を通じて首位となり、2年連続で「三冠」を達成したと発表した。(1月4日)

◆NHKの報道番組『クローズアップ現代』の国谷裕子キャスターが降板することが分かった。出演は3月まで。(1月7日)

◆テレビ朝日は、ニュース番組『報道スターション』の古舘伊知郎キャスターの後任として4月からのメインキャスターに同局の富川悠太アナウンサー(39)を起用すると発表した。(1月8日)

◆NHKの籾井勝人会長は2016年度の予算と事業計画を高市総務相に提出した。受信料などの事業収入は、15年度予算比185億円増の7016億円となった。三期連続の黒字予算で、事業収入が7000億円台となるのは初めて。(1月13日)

◆TBSは、報道番組『NEWS23』や『サンデーモーニング』に出演している岸井成格氏(71)が4月1日付で「スペシャルコメンテーター」に就任すると発表した。TBSによると同局との専属契約で、番組の垣根を超えてさまざまな報道・情報番組に出演し、ニュースについて解説や論評をする。(1月15日)

◆放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は、東京都世田谷区の一家4人殺害事件を扱ったテレビ朝日の番組『世紀の瞬間&未解決事件』について審理入りを決めた。(1月20日)