メディア日誌 2020年4月

◆NHKは、新型コロナウイルスの影響で、大河ドラマ『麒麟がくる』と連続テレビ小説『エール』の収録を12日まで、見合わせると発表した。 (4月1日)

◆TBSは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4~19日の約2週間、ドラマやバラエティー番組の収録を見合わせると発表した。既に『半沢直樹』など連続ドラマ三作については放送開始の延期を明らかにしている。(4月2日)

◆日本テレビは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、報道、スポーツ、情報番組を除くほとんどの番組でロケとスタジオ収録を二週間停止すると発表した。4月開始予定のドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』と『ハケンの品格』については、スタート日を遅らせる。 (4月6日)

◆首相官邸は、新型コロナウイルスの感染防止策として、安倍首相の記者会見に出席する記者を1社1人に限るよう内閣記者会に要請した。 (4月6日)

◆北海道放送の情報番組『今日ドキッ!』が、参院選比例区での立候補を表明していた政治家を公示日前日に番組内で特集したとして、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は放送倫理違反があったと認定する意見を公表した。 (4月8日)

◆総務省は、NHKの経営改革や受信料の見直しを検証する新たな有識者会議の初会合を開いた。有識者会議はNHKの課題を集中議論する「公共放送の在り方に関する検討分科会」。抜本的な経営改革による効率化を通じて、受信料の引き下げを促す狙いがある。 (4月17日)

◆国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」は2020年の世界各国の報道自由度ランキングを発表した。対象の180ヵ国・地域のうち、日本は昨年から一つ順位を上げ66位となったが、編集方針が経済的利益に左右されると改めて指摘された。(4月22日)

◆NHKの障害者をテーマにした情報バラエティー番組『バリバラ』で、23日夜放送の「バリバラ桜を見る会~バリアフリーと多様性の宴第1部」の再放送が、26日午前0時から放送予定だったのが放送直前に急きょ差し替えられた。(4月26日)

◆東京MXテレビは、昨年放送したバラエティー番組『欲望の魂』でトラブルがあった問題で、報う内容を謝罪し、再発防止策を公表した。会長と社長は役員報酬の20%を3ヵ月、自主返納する。(4月27日)